巫女日記

「いの大国さま」の愛称で親しまれている椙本神社のブログです

2017年06月の記事

わぬけ様

こんにちは。

ようやく梅雨らしくなったなと思ったら、早くも6月が終わろうとしていますね。
6月30日(金)は、わぬけ様(夏越祭)です。

夏の暑さの到来を前に、無事に夏を過ごせるよう身を拭い清めて茅の輪をくぐり、人形、形代を神前に納める、一人ひとりの無事息災を祈願する行事です。
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境内では摘み絵の展示も行います。
土佐で「摘み絵」と言われている立版古(たてばんこ)は、江戸時代に始まった遊びです。

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歌舞伎など芝居の名場面を絵草紙から人物、建物、並木などを切り抜き、小さな台や箱で作った舞台に立体的に配置するものです。
舞台の前後にろうそくをともして名場面を浮かびあがらせて楽しみ、土佐では大正末期まで、子どもから大人までが競って作り夏の夜には欠かせない風物だったようです。

紙と木ばかりで作られているため壊れやすく、現在まで残っている作品は極めて少なくなっていると言われています。

現在神社に保存されている立版古は昭和29年に奉納いただいた「あけ烏」「一寸徳兵衛」など八作品があります。

ご参拝の折には、昔懐かしい立版古をぜひご覧ください。


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夏まつり

こんにちは。

6月16日の金曜日は、いの大国様(椙本神社)の夏まつりでした。
お天気にも恵まれ、子ども達をはじめ、多くのご参拝をいただきました。

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拝殿の左右には、いの小学校の生徒さんによる絵画を展示しています。

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午後6時半からは土佐の民話紙芝居を行いました。
沢山の子どもたちが聞きに来てくれました!
いの小学校の生徒さんによる「海さち 山さち」、「いなばの白うさぎ」と市原麟太郎先生による「水くい鳥」が上演されました。
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歳時記にも写真を載せていますので、ご覧ください。

夏まつりの紙芝居

こんにちは。

6月16日は、大国様の夏まつりです。
恒例の紙芝居、演目が仮決定しました!

「水くい鳥」を市原麟一郎先生が、
「うみさち、やまさち」と「いなばの白うさぎ」を、いの小学校の生徒さんが行ってくださる予定です。

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18時半から拝殿東側の建物で行います。
昔懐かしい紙芝居をぜひ、ご覧くださいませ。