巫女日記

「いの大国さま」の愛称で親しまれている椙本神社のブログです

2015年07月の記事

仁淀川

こんにちは。
高知県もようやく梅雨明けし、夏らしいお天気が続いています。

夏休みに入ったこともあり、神社のすぐ目の前を流れる仁淀川も、水遊びやBBQを楽しむ家族連れでにぎわっております。

本日はこの仁淀川(「によどがわ」と読みます)の由来と神社との関係についてのお話です。

仁淀川鮎釣り

愛媛県の石鎚山に源を置く仁淀川は、全国でもトップクラスの水質を誇る清流です。

「仁淀川」の名称の由来は、この川で鮎漁をする人々が税として、大化の改新後に律令政府の贄殿へ鮎を納めたことから「にえどの」すなわち仁淀川に転じた、というのが一般的な説となっております。

このあたりは仁淀川下流域に位置しますが透明度は高く、今でも鮎漁が解禁になると漁をされる方をお見かけします。


1666年の洪水で古記録を流失したため明瞭を欠いておりますが、仁淀川洪水の折に河畔に流着したとされる御神体をお祀りするため、この地に当神社が鎮座することとなりました。

秋大祭のおなばれでは、御神体が流着したとの言われに因み、お旅所にて祭事が執り行われます。

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このように神社と深いつながりにある仁淀川の花火大会(いの町民祭)が8月2日(日)に行われます。
是非いの町へお越しくださいませ。(雨天時は8月30日に延期となります。)

町民祭


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こんにちは。

皆さま、台風11号の影響はございませんでしたでしょうか?
徳島や関西方面では被害が出ており、この場を借りてお見舞い申し上げます。

幸いこのあたりは風こそ強かったものの雨はあまり降らず、大きな被害はございませんでした。
今朝になって強い雨が降ったものの、今は曇り空のお天気です。

明日、20日は海の日ですね。

四方を海に囲まれた日本。

ときには荒れ狂いながらも外敵の侵入から守り、大きな恵みをもたらす海に、私たち日本人は古来より恐れと感謝の気持ちを抱いてきました。

海に対する日本人の信仰は篤く、海との関わりの深い神社や神様も数多くいらっしゃいます。

高知で海といえば、皆さまご存じ『桂浜』ですね。

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(公財)高知県観光コンベンション協会提供


写真中央の岩山に見えますように、桂浜竜王岬には海津見神社が鎮座しております。
「桂浜の竜宮様」として親しまれており、海上安全・海中安全、さらに恋愛成就の神様として信仰されています。

また、当神社も境内社として、秋葉神社・恵比寿神社と並んで海津見神社をお祀りしております。

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海上安全・大漁祈願など海の恩恵に感謝され、どうぞお参りください。

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2015年わぬけ様、夏祭り

こんにちは。

6月30日の夏越祭(輪ぬけ様)には、多くの方にご参拝を頂きました。
2015年も折り返しに入りましたが、皆さまのご多幸とご健勝をお祈り申し上げます。

写真は輪くぐり初めの神事の様子です。

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そして、明後日7月7日は夏祭りがございます。

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今年はちょうど七夕の日にあたります。
輪ぬけさまに引き続き、短冊も用紙しておりますので、ご参拝の際にはぜひ願い事をご揮毫ください。

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また、拝殿の左右壁面に小学生の絵画を展示しておりますので、ご覧くださいませ。


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